最近の事件
 田辺市やみなべ町など梅干しブランド「南高梅」の生産地で近年、農家から梅を入れた梅だるが盗まれる被害が相次いでいる。今月16日には、みなべ町の農家の倉庫から大量の梅だるを盗んだなどとして男2人が窃盗罪などで起訴された。男らには梅の仲買人などの経験があり、"身内"ともいえる人物の犯行に生産者も憤りを隠さない。

 電子キーでエンジンを起動させる車を狙い、自動車盗を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と明石署が窃盗などの疑いでロシア国籍の男3人のグループを逮捕していたことが18日、捜査関係者らへの取材で分かった。鍵の電子データを書き換える特殊な電子機器を悪用し、県内の貸倉庫に車を移した上で解体、同国に輸出し転売していたとみられる。県警は男らが兵庫や岡山、埼玉県などでトヨタのプリウスやランドクルーザーなど100台超を盗み、被害は1億円を超えるとみて調べる。


  電子キーは鍵穴に差し込まず、鍵と車両側のデータを一致させてドアの解錠やエンジンの起動をする仕組み。特殊機器は「キープログラマー」と呼ばれ、車両側のデータを初期化し、新たな鍵データを作成できるという。電子キー紛失の事態に備えてインターネットでも販売されている。

  3人は起訴され、公判中。捜査関係者や公判によると、3人は2017年秋ごろにロシアで知り合い、来日した今年1~3月、県内で電子キーの車を物色して盗む行為を繰り返していたという。うち主犯格の1人は以前にも来日しており、別の男らと同様の自動車盗を繰り返していたとみられる。

  3人は車の窓を壊して車内に侵入し、運転席から車の制御コンピューターにキープログラマーを接続。所有者が持つ電子キーに対応する電子データを書き換えた後、同じデータを新品の電子キーに入力するなどし、エンジンを起動させたとされる。

  その後、姫路市豊富町の「ヤード」と呼ばれる貸倉庫まで運転して保管し、解体。エンジンなどを梱包してロシアにコンテナ輸送し、転売していたという。

  被害の多発を受けて警戒を強めていた県警が今春、国内にいた3人を逮捕。起訴状によると、共謀して3月、明石、加古川市などで、車と一緒に車内にあったカーナビやキャッシュカードなどを盗んだとされる。

 京都府警福知山署は18日、窃盗の疑いで、住所不定、職業不詳の男(31)、宮津市文珠、アルバイトの男(30)、与謝野町算所、無職の男(30)の3容疑者を逮捕した。
  逮捕容疑は、共謀し今年3月5日から6日の間に、福知山市内の配送会社の営業所内で、たばこ600箱(約23万8千円相当)を盗んだ疑い。
  同署によると、3人は当時、配送会社の従業員として勤務中だった。調べに対し「知人に売るつもりだった」と供述しているという。

 洋服を万引しようとしたとしたとして、京都府警中京署は18日、窃盗未遂の疑いで、俳優の男性容疑者(29)を逮捕した。容疑を認めているという。

  逮捕容疑は同日午後0時20分ごろ、京都市中京区の新京極通にある洋服店で、店内に陳列されていたジャケットとジーパン(販売価格計約8万1800円)を盗もうとしたとしている。

  同署によると、男性容疑者は1人で来店。洋服についている防犯タグを取り外し、持参した紙袋に洋服を入れたところを店員に目撃されていたという。通報で駆けつけた警察官が事情を聴いたところ、犯行を認めたため緊急逮捕した。

 阪神高速の高架下に設置されている電気ケーブルを盗んだとして、大阪府警捜査3課は18日、窃盗容疑で、阪神高速道路関連会社の元社員で、住所不定の無職、男性容疑者(23)ら男2人を逮捕したと発表した。男性容疑者は「ほかに同様の盗みをし、ケーブルは売っていた」と供述しているという。

  逮捕・送検容疑は共謀し、16日午前1時25分ごろ、大阪市旭区生江の阪神高速の高架下に設置されている電気ケーブル(約560メートル、18万円相当)を工具で切断して盗んだとしている。

  捜査3課によると、男性容疑者は昨年まで阪神高速の電気通信設備の補修などを行う会社で勤務。阪神高速ではこのほか、同様の電気ケーブルが盗まれる被害が今年4~9月に12件(被害総額300万円相当)あり、同課が関連を調べている。

 留守宅に侵入して現金や貴金属を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗と住居侵入の疑いで、横浜市中区曙町、職業不詳、男性容疑者(35)ら自称コロンビア国籍の男3人と、ペルー国籍の男1人の計4人を逮捕した。

  同課は、4人を含む外国人窃盗グループがメンバーを入れ替えながら、昨年11月以降に東京都内や横浜市、山梨県などで発生した空き巣などの窃盗事件約130件(被害総額約2億5千万円)に関与した可能性があるとみて、全容解明を進める。

  4人の逮捕容疑は、今年9月27日夜、東京都杉並区の無職男性(66)宅に工具で窓を割って侵入し、現金約2千円と、腕時計や指輪など時価計約37万円相当を盗んだとしている。男性容疑者ら2人は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めている。

 18日午前2時20分頃、仙台市太白区郡山、男性(72)方から火が出ていると、近所の女性から119番があった。火は約4時間後に消し止められたが、木造2階住宅約140平方メートルを全焼し、焼け跡から子供2人を含む6人の遺体が見つかった。

  仙台南署などによると、男性は70歳代の妻、40歳くらいの娘2人、孫の小学3年と保育園児の兄弟の6人で暮らしていた。同署は、発見された遺体は6人とみて身元の確認作業を進めるとともに、出火原因を調べている。

  現場周辺は住宅街で、マンションやアパートなども立ち並ぶ。仙台市消防局は消防車両18台を出動させ、消火・救出作業にあたった。遺体は2階ベランダから2人、2階と1階の部屋から2人ずつ発見されたという。

 NTTドコモ北海道支社は17日、札幌市近郊にあるドコモショップで14日に入り口のガラスなどが壊され、店内にあった最新型のスマートフォン「iPhoneXS」25台(約300万円相当)が盗まれたと発表した。他の3店でも15、16日にガラスなどが割られる被害があった。道警は窃盗事件として捜査するとともに、携帯電話の買い取り業者に注意喚起をしている。

  同支社によると14日に被害に遭った店舗は入り口のガラスが割られたうえ、バックヤードの鍵や保管棚をバールのようなものでこじ開けられ、スマートフォンを持ち去られていた。警備会社の通報から数分後に警察官が駆けつけたが、犯人は立ち去った後だった。顧客情報の盗難や流出はないという。さらに札幌近郊のドコモショップでは15日に1店舗、16日には2店舗でガラスが壊されたが、盗難被害はなかった。被害店名は明らかにしていない。

  NTTドコモは9月21日にiPhoneXSを発売したばかりだった。同支社は「商品の施錠保管を徹底するなど、一連の防犯対策や警備を強化して盗難防止に努める」としている。

 兵庫県警有馬署は16日、神戸市北区淡河町萩原の「くすのき医院」で、麻酔薬5ミリリットル入りのプラスチック容器計10本が盗まれたと発表した。玄関ドアのガラスが割られて室内が物色された形跡があり、窃盗事件とみて捜査している。

  同署によると、盗まれたのは局所麻酔に使用されるキシロカイン。処置室の施錠されていないレターボックスに保管されていた。

  15日朝に女性職員が出勤したところ、ガラスが割れていたため110番した。12日午後1時ごろに職員が施錠して帰宅して以降、無人だったという。

 16日午後9時20分頃、宇都宮市宿郷の無職男性(88)方から出火、鉄骨3階住宅がほぼ全焼し、2階浴室から妻(86)の遺体が見つかった。3階から飛び降りた義理の娘(65)が右膝の骨を折るなどのけがを負った。

  宇都宮東署の発表によると、男性方は3人暮らし。妻は浴室の洗い場で服を着た状態で倒れ、目立った外傷はなかった。同署が死因や出火原因を調べている。

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