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<千葉県北西部>ビニールハウスなど火災相次ぐ 計17件

 昨年12月以降、柏、松戸、我孫子各市など千葉県北西部を中心に、ビニールハウスや農機具小屋を焼く火災が少なくとも17件相次いでいることが県警などへの取材でわかった。いずれも人目につきにくい夕方から未明にかけて火の気のない場所で発生しており、県警は同一犯による連続放火の可能性もあるとみて、器物損壊や非現住建造物等放火容疑で捜査している。

  我孫子署や柏市消防局などによると、確認されている火災は、柏市で6件、松戸市で5件、我孫子市で4件、白井市で2件あるほか、船橋、鎌ケ谷、流山の3市でも件数は不明だが発生しているという。ほとんどはビニールハウスだが、農機具小屋も数件ある。

  今のところ、けが人や住宅の被害はないが、付近住民には不安が広がっている。

  3月18日未明、我孫子市根戸で、我孫子署員が警戒のためパトロールしていたところ、農業用の資材置き場として使われていたビニールハウスが燃えているのを発見。消防が約30分後に消し止めたが、全体の3分の2程度にあたる約20平方メートルが焼け、中にあった資材も黒焦げになった。

  近くで30年以上農業を営み自宅もそばにある60代女性は「こんなことは初めて。いつか我が家に火をつけられたらと思うと恐ろしい」と声を震わせた。

  捜査関係者は「愉快犯としか考えられない。人的被害がないのが幸いだが、農家や付近住民からすればひどく迷惑な話だ」と話している。