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リンゴ盗難相次ぐ 昨年10倍超 1万3000個 青森

 青森県でリンゴの盗難被害が続出している。警察に被害届があっただけでも昨年の10倍以上の1万3000個が盗まれた。産地では農家の高齢化や労働力不足などから、収穫を業者に委託するケースが増えている。窃盗団は委託業者などと見分けがつかず、白昼堂々と盗みを働いているとの見方もある。

  青森県警によると、リンゴの窃盗は10月から相次ぎ、被害届は12日時点で5件。弘前市で「ふじ」約4300個(50万円相当)が盗まれた他、つがる市でも「ふじ」約5000個(40万円相当)がもぎ取られた。その他、青森市で約800個、平川市で約1640個、黒石市で約1200個と、合わせて約1万3000個もの被害があった。17年は2件の被害届で、約1030個の被害だった。

  被害届を出さない農家も多いとみられ、県やJA関係者によると「届け出は氷山の一角」との見方が強い。

  盗難の手口について、県りんご果樹課は「集団でやって来て白昼堂々と盗んでいくことがある」と危機感を示す。農家の人手不足から、農家が収穫を業者に委託するといったことがあり、収穫か盗難か見分けが付かないこともあるという。

  JAつがる弘前は「大事に育ててきたリンゴを盗むのは許せない。農家は落胆している」と憤る。