事務所・工場・倉庫での事件

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 福島県須賀川市は8日、住民から徴収した犬の登録料など約28万円を紛失したと発表した。盗難の可能性もあるとして、県警が捜査を進めている。

  市によると、紛失したのは環境課が獣医師を通し住民184人から徴収した畜犬登録の鑑札交付料と狂犬病の予防注射済証交付料の計22万6750円と、同課員の親睦会費6万850円の計28万7600円。

  いずれも10月中に徴収し課内の手提げ金庫に保管していたが、金融機関に入金するため今月1日に金庫を開けたところ、紛失していた。課員への聞き取りでも所在がわからなかったことから、市は7日に須賀川署に相談、盗難の可能性もあるとして近く正式に被害届を提出する。

  手提げ金庫は施錠されておらず、夜間も無施錠の書類棚で保管されていた状態だったという。市は「管理に不手際があった」として担当職員の処分を検討している。

  同市長は「あってはならない事案であり誠に申し訳ない。適切な事務処理を徹底し、再発防止を図る」と陳謝するコメントを出した。

 徳島市民病院は1日、産婦人科の腹腔鏡手術を受けた女性患者23人の個人情報や手術映像が入った外付けハードディスク(HD)を8月に紛失したと発表した。病院は全患者に謝罪。2カ月間かけて内部調査したが見つからず、窃盗事件の可能性もあるとして、徳島中央署に被害届を提出している。
  
  病院によると、患者は6~8月に病院で手術を受けた県内外の20~70代。HDには、医師の技術向上などに活用するため撮影した手術映像と、患者の住所や氏名、生年月日などを書いた文書の画像が含まれていた。

  手術映像は別の患者14人分も記録されているが、氏名などの個人情報は入っていない。

  HDは腹腔鏡手術を行う機器に接続したまま手術室に置かれていたが、8月27日の手術後、医師がないことに気付いた。24日の手術時には確認されており、この間に紛失したとみられる。

  手術室のエリアにはカードキーがなければ進入することができない。病院は24~27日にエリアに入った194人の医師や看護師、外部業者の関係者らから聞き取りをしたが、HDの行方は分からなかった。

  このエリアには当時、防犯カメラはなかった。院長は記者会見で「患者の個人情報をお預かりする病院として、患者本人と家族、関係者の方にご迷惑、ご心配をお掛けしたことを心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 ウイスキー人気で品薄となっている国産高級銘柄の「響17年」や「白州12年」など約220本を倉庫から盗んだとして、神奈川県警は25日、横浜市中区本牧原、派遣社員の男性容疑者(30)を窃盗容疑などで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

  金沢署によると、男性容疑者は5月1日夜から翌2日朝にかけて、横浜市金沢区の会社倉庫に侵入し、響や白州のほか、「山崎12年」「竹鶴17年」など高級ウイスキー約220本(時価計159万円相当)を盗んだ疑いがある。

  倉庫には酒類卸売会社の委託で酒が保管されており、男性容疑者は今年2月ごろまでこの倉庫で働いていた。盗んだ酒約160本を、買い取り業者に持ち込んで売っていたという。

 埼玉県東部で事務所荒らしを繰り返したとして、県警捜査3課と吉川署、草加署の合同捜査班は25日、常習累犯窃盗の疑いで、住所不定、無職の男(49)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は9月18日午後7時半ごろから翌19日午前7時50分ごろまでの間、八潮市内の会社事務所に侵入。現金300円と手提げバッグ1個他31点(時価計9410円相当)を盗んだ疑い。

  同課によると、男は現金のほかカップ麺などを盗み、現場でお湯を沸かして食べることもあった。「仕事もお金もなく空腹に耐えられず盗みに入った。事務所は無締まりのコンビニという感覚だった」と容疑を認めているという。

  八潮市、三郷市など県東部では8月初旬から10月初旬にかけて、事務所荒らしが45件発生。マイナスドライバーで扉をこじ開ける手口や現場で飲食する犯行が似ていることから、男が浮上した。県警は余罪についても調べている。

  自動車警ら隊が10月8日、三郷市内で男を発見。正当な理由なくマイナスドライバーを所持していたとして現行犯逮捕していた。

 京都府警福知山署は18日、窃盗の疑いで、住所不定、職業不詳の男(31)、宮津市文珠、アルバイトの男(30)、与謝野町算所、無職の男(30)の3容疑者を逮捕した。
  逮捕容疑は、共謀し今年3月5日から6日の間に、福知山市内の配送会社の営業所内で、たばこ600箱(約23万8千円相当)を盗んだ疑い。
  同署によると、3人は当時、配送会社の従業員として勤務中だった。調べに対し「知人に売るつもりだった」と供述しているという。

 福岡県警は11日、弁護士事務所に侵入し現金を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、中国籍の会社役員男性容疑者(51)を再逮捕した。福岡県内では司法書士や弁護士などの法務系事務所が被害に遭う同様の窃盗事件が10年間で約60件発生しており、関連を調べる。

  再逮捕容疑は昨年8月、広島市の雑居ビル2階の弁護士事務所に窓ガラスを割って侵入、金庫の現金約383万円を盗んだ疑い。容疑を否認しているという。

  県警によると、2009年から福岡や広島、愛知県などで法務系の事務所荒らしが多発。福岡県内では福岡市中央区や北九州市小倉北区の事務所が多い地区に集中し、約60件で計約500万円の被害が出た。

  狙われたのは、法務系事務所が多く入居する雑居ビルの2階以上。防犯カメラが1階にしかないビルが大半といい、県警幹部は「2階以上は死角になる。法の"足元"の隙を突いた犯行だ」と分析する。

  男性容疑者は今年5月、福岡市中央区で複数の司法書士事務所が入るビルに侵入、二つの事務所から現金計約58万円を盗んだとして、窃盗などの罪で起訴されている。

 元部下の女性職員(39)の机から盗んだ機器を使い奈良県庁のネットワークに不正に接続したとして、県警サイバー犯罪対策課と奈良署は7日、県五條土木事務所係長の男性容疑者(49)を窃盗と不正アクセス禁止法違反の両容疑で逮捕した。男性容疑者は「困らせてやろうと思った」と、容疑を認めているという。

  発表では、男性容疑者は8月28日~9月3日、奈良市の県庁分庁舎にある女性の机から、県のネットワークに接続するためのパスワードを表示する機器を盗み、9月20日に公用パソコンでネットワークに不正接続した疑い。男性容疑者は女性の業務メールを見るなどしていたという。

 台風24号が関東地方付近を通過した後の1日、東京都大田区にある商店街の会社事務所などから現金が盗まれたという通報が相次いでいたことが3日、警視庁田園調布署への取材で分かった。同署は3軒で計数十万円の現金被害を確認。9月30日夜以降、台風の影響で人通りの少なかった商店街を狙った連続窃盗事件とみて捜査している。

  同署によると、東急池上線石川台駅周辺の商店街にある会社や学習塾などの事務所4軒から通報があった。このうち3軒で建物のガラスを割る手口で侵入され、現金が盗まれていた。残り1軒では盗難被害はなかったという。

  いずれも駅から半径約400メートルの範囲内にあり、手口も似ていることから、同署は同一犯の可能性があるとみている。

 高級品で知られる南高梅の梅干しが入った樽160個(計約1・6トン)を倉庫から盗んだとして、和歌山県警は26日、同県御坊市湯川町財部、レッカー作業員男性A容疑者(36)を窃盗などの容疑で、樽を運んだとして同県みなべ町谷口、梅加工業男性B容疑者(31)を盗品等運搬容疑で逮捕し、発表した。

  田辺署によると、男性A容疑者は昨年12月3日午後5時ごろから4日午前8時ごろの間、みなべ町の農家の倉庫に侵入し、南高梅の梅干しが入った樽(約160個(144万円相当)を盗み、男性B容疑者は盗品と知りながらトラックで運んだ疑いがある。署は転売目的とみている。

  梅の産地、みなべ町や田辺市では、梅干しの樽の盗難被害が相次いでおり、生産者らが夜間にパトロールをするなど警戒している。

 稼働していない廃工場から銅線などを盗もうとしたとして、神奈川県警金沢署は16日、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで、自称韓国籍で横須賀市追浜東町の無職、男性容疑者(79)を現行犯逮捕した。容疑を認めている。

  逮捕容疑は、16日午前10時ごろ、横浜市金沢区福浦の元造船修理工場に侵入し、銅線などの備品を盗もうとしたとしている。

  同署によると、工場所有者の男性(56)の弟(52)が片付けに訪れたところ、場内で銅線などを集めている男性容疑者を発見。逃げ出したため追跡して場外で取り押さえ、110番通報で駆けつけた同署員に身柄を引き渡した。同署は余罪の有無も含めて調べる方針。

 大津署は14日、窃盗の疑いで、京都市東山区月見町、風俗店店員の男(35)を逮捕した。
  逮捕容疑は、大阪市淀川区の男性(45)が経営する大津市内の風俗店に勤めていた8月9日午後9時ごろ、勤務中に店内の手提げ金庫から売上金約47万円を盗んだ疑い。同署によると、「間違いない」と容疑を認めているという。

 JAとうかつ中央・松戸南支店から現金を盗んだとして、千葉県警は11日、同支店の係長だった女性容疑者(53)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。解雇された6月までの約1年間に約9600万円がなくなっており、県警は女性容疑者が着服を繰り返したとみている。

  発表によると、女性容疑者は同支店の係長だった6月15日、支店から700万円を盗んだ疑いがある。県警は着服した金と知りながら700万円を受け取ったとして、女性容疑者の次男で自称無職の男性容疑者(22)も組織的犯罪処罰法違反容疑で逮捕した。

  捜査関係者によると、女性容疑者は支店の金庫から現金を盗んだ後、コピー用紙などで作った偽の札束を入れて発覚を免れ、男性容疑者はもらった金を遊興費などに充てていたという。

  JAの6月の内部監査で、約1億3千万円が保管されているはずの金庫に約4800万円しかないことが判明し、その後の調査で女性容疑者が着服を認めた。責任者だった上司は十分に確認しておらず、現金の紛失に気づかなかったという。JAは女性容疑者を懲戒免職にし、県警松戸署に被害届を出していた。

 栃木県警小山署は31日、同県小山市を中心に1都3県で、無施錠の車を狙って盗みを繰り返していたとして、窃盗の疑いで逮捕、送検していた住所不定、無職、男性A容疑者(21)と同市雨ケ谷新田、無職、女性容疑者(22)を追送検した。同署は、この日追送検した分を含め、2人は車上狙いなど計61件に関与し、被害総額は現金約84万円を含む約250万円相当に上ると明らかにした。

  同署によると、「納品車は無施錠の場合が多い」として、スーパーやドラッグストア、工場などに納品に来た車を狙い、ドアを開けてバッグや財布を奪って、すぐに立ち去る手口で盗みを繰り返していたという。

  これまでに送検した容疑は、昨年11月上旬ごろ~今年4月3日、同県56件、東京都2件、茨城県2件、埼玉県1件の車上狙いなどに関与したとしている。2人は「盗んだカネは遊興費などに使った」などと容疑を認めているという。

 山梨県教委は22日、県立中央高校の40代の女性教諭が生徒45人の成績表など個人情報と、生徒から集め、業者に支払う予定だった教材費約18万9千円を紛失したと発表した。入れていたバッグが盗まれた疑いがあるという。

  教諭は北杜署に被害届を出し、同署は窃盗事件の疑いで調べている。県教委は個人情報流出、悪用は確認していないとしている。

  県教委高校教育課によると、教諭は16日、生徒の個人情報が入った外付けハードディスクと業者に支払う予定の教材費約18万9千円を自宅に持ち帰った。トートバックに入れて居間に置き、同日深夜から17日早朝までの間に盗まれたという。このほか、私物の現金やクレジットカードもなくなっていたという。

  県教委は指針で個人情報の入った記憶媒体の持ち帰りを禁止しているが、教諭は仕事を自宅で行うため普段からハードディスクを持ちかえっていた。教諭は「うかつだった」と話しているという。現金を持ち帰った理由は今後、聴取するとしている。

  同課の課長は会見で「関係する方々と県民に深くおわびします」と謝罪。県教委は23日、臨時校長会で教育長が再発防止を訓示する。今月中に外付けハードディスクの使用規制などの検討に入る。

  県内では、6月に山梨市の小学校で家庭環境調査票の紛失、7月にも都留市内の小学校で児童と保護者の個人情報が記された家庭環境調査票の紛失があった。

 職場の積立金の一部計10万円を盗んだとして、三重県の伊勢署は窃盗の疑いで、伊勢市消防本部の30代の男性救急隊員を書類送検した。送検は7月25日付。

  同署や消防本部によると、男性救急隊員は5月、消防本部御薗分署と西分署で、新聞や薬などの消耗品を買うための現金計10万円を盗んだ疑い。両分署で金を管理する職員が盗まれたことに気付き、発覚した。

  消防本部の聞き取りに対し「金に困って盗んだ」と容疑を認め、既に全額を返還。6月初旬から休暇を取得している。消防本部は地検の判断後、処分を決める。

  男性救急隊員は4月から御薗分署で勤務。西分署は前任地だった。現金はいずれも施錠されたロッカー内にあったが、鍵は職員なら誰でも取り出せる場所で保管していたという。事件を受け、消防本部は現金支給を廃止した。

 若葉マークを付け兵庫、大阪、京都の3府県のエステサロンなどで窃盗を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課などは24日、窃盗と住居侵入の疑いで、大阪府守口市の無職の男(34)を追送検した。

  捜査関係者によると、男は現場までの移動手段にレンタカーを使用。周辺の防犯カメラに初心者マークを付けた車が映っていたことから借り主の男が容疑者に浮上したという。男は2017年夏に免許をしたばかりといい、「ゴールド免許がほしかったので、交通違反をしないようにしていた」と話しているという。

  兵庫県警は起訴済みの1件を含む計30件約410万円相当の被害を裏付けたとしている。男は2017年9月~18年4月、西宮、芦屋、尼崎市などの会社事務所やエステサロンなどに侵入し、現金や金庫などを盗んだ疑いが持たれている。

 取り壊し予定の旧新潟県警分庁舎に侵入してパソコンなどを盗んだとして、県警が建造物侵入と窃盗の疑いで住所不定、無職の男を逮捕し、新潟地検が同罪で起訴していたことが分かった。

  地検や県警によると、男性被告(35)は、昨年12月30日~今年1月3日ごろ、知人の男と共謀して複数回にわたって新潟市西区坂井砂山の旧県警分庁舎に侵入し、発電機1台と電話交換機に付属するパソコン1台(計3万8061円相当)を盗んだとしている。

  建物は3階建てで、平成4年まで新潟西署として使用。昨年9月までは県警機動捜査隊が入っていた。

  県警捜査3課などによると、1月19日に庁舎を訪れた警察官が、1階出入り口に取り付けた板が外されているのに気付き発覚。床には配電盤から抜き取ったとみられる配線が残されていたことから、県警は金属廃棄物の転売が目的だったとみている。発電機は既に売却されていたが、パソコンは市内の川に捨てられているのが見つかった。

  捜査関係者は「廃業したホテルやパチンコ店から盗む事件はあるが、県警の建物から盗むとは...」と話している。

 福岡県警は12日、福岡・中央署で保管していた窃盗事件の被害届146件分を紛失したと発表した。保管していた書庫は施錠されて第三者の入室が難しいことや、不要な公文書は定期的に破棄しているため、県警は誤って捨てた可能性が高いとみている。被害届の内容はパソコンでも管理されていて捜査に影響はないとみられる。

  県警によると、紛失したのは2012年10、11月に受理した万引きや置き引きなどの被害届や関係書類をとじたファイル3冊。先月1日に書庫を確認した捜査員が紛失に気づいた。外部への流出は確認されていない。今後、被害者に経緯を説明したうえで謝罪し、必要に応じて改めて被害届を提出してもらう。

  紛失を受けて県警は関係者の処分を検討するとともに、12日付で捜査書類の管理徹底を指示する本部長通達を出した。

 営業所内の精算機に入れた路線バスの売上金を調理用のおたまですくい取る手口で盗んだとして、川崎鶴見臨港バスは10日、鶴見営業所の副所長(59)を懲戒解雇処分にしたと発表した。

  処分は6日付。被害は8年4カ月で約5400万円に上るといい、同社は窃盗の疑いで神奈川県警鶴見署に被害届を出した。

  同社によると、副所長は当直勤務の際、戻ってきたバスの運転手が運賃箱を硬貨精算機にセットしたのを確認。運転手がいなくなったすきに、精算機の点検口からおたまを入れて硬貨を取り出していた。

  車内運賃箱のデータと精算後の金額が合わないことが多発したため、防犯カメラを設置したところ、硬貨を盗む姿が映っていた。副所長は「2010年2月からやっていた。貴金属の購入や旅行代金に充てていた」と事実を認めた。

  盗んだ金をためる銀行口座を作っており、毎回入金していたため被害金額がすぐに判明したという。

  同社経営管理部は「全営業所の精算室の入退室と鍵の管理の徹底を行い、点検口のない精算機への更新を急ぎ行う」と話している。 

 電気設備施工会社から電線を盗んだとして、県警は9日、住居不定無職、男性容疑者(49)を窃盗の疑いで再逮捕した。「生活費のため」と容疑を認めている。再逮捕容疑は5月25日午前3時40分ごろ、さいたま市見沼区深作の電気設備施工会社にある約142キログラムの電線を盗んだとしている。男性容疑者は計5回盗み、金属買い取り業者へ売っていた。被害総額は約19万円。不審に思った同社が電線にGPSを設置。追跡捜査したパトカーに、逃げようとした男性容疑者の車が突っ込み、県警は公務執行妨害で逮捕していた。
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