事務所・工場・倉庫での事件

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 福岡県警は12日、福岡・中央署で保管していた窃盗事件の被害届146件分を紛失したと発表した。保管していた書庫は施錠されて第三者の入室が難しいことや、不要な公文書は定期的に破棄しているため、県警は誤って捨てた可能性が高いとみている。被害届の内容はパソコンでも管理されていて捜査に影響はないとみられる。

  県警によると、紛失したのは2012年10、11月に受理した万引きや置き引きなどの被害届や関係書類をとじたファイル3冊。先月1日に書庫を確認した捜査員が紛失に気づいた。外部への流出は確認されていない。今後、被害者に経緯を説明したうえで謝罪し、必要に応じて改めて被害届を提出してもらう。

  紛失を受けて県警は関係者の処分を検討するとともに、12日付で捜査書類の管理徹底を指示する本部長通達を出した。

 営業所内の精算機に入れた路線バスの売上金を調理用のおたまですくい取る手口で盗んだとして、川崎鶴見臨港バスは10日、鶴見営業所の副所長(59)を懲戒解雇処分にしたと発表した。

  処分は6日付。被害は8年4カ月で約5400万円に上るといい、同社は窃盗の疑いで神奈川県警鶴見署に被害届を出した。

  同社によると、副所長は当直勤務の際、戻ってきたバスの運転手が運賃箱を硬貨精算機にセットしたのを確認。運転手がいなくなったすきに、精算機の点検口からおたまを入れて硬貨を取り出していた。

  車内運賃箱のデータと精算後の金額が合わないことが多発したため、防犯カメラを設置したところ、硬貨を盗む姿が映っていた。副所長は「2010年2月からやっていた。貴金属の購入や旅行代金に充てていた」と事実を認めた。

  盗んだ金をためる銀行口座を作っており、毎回入金していたため被害金額がすぐに判明したという。

  同社経営管理部は「全営業所の精算室の入退室と鍵の管理の徹底を行い、点検口のない精算機への更新を急ぎ行う」と話している。 

 電気設備施工会社から電線を盗んだとして、県警は9日、住居不定無職、男性容疑者(49)を窃盗の疑いで再逮捕した。「生活費のため」と容疑を認めている。再逮捕容疑は5月25日午前3時40分ごろ、さいたま市見沼区深作の電気設備施工会社にある約142キログラムの電線を盗んだとしている。男性容疑者は計5回盗み、金属買い取り業者へ売っていた。被害総額は約19万円。不審に思った同社が電線にGPSを設置。追跡捜査したパトカーに、逃げようとした男性容疑者の車が突っ込み、県警は公務執行妨害で逮捕していた。
 工場や倉庫で金属盗などを繰り返したとして、滋賀県警や宮城県警など5県警の共同捜査班は26日、ロシア国籍の住所不定、自動車買い付け業の男(34)ら男3人を窃盗容疑で追送検し、総額1億5160万円の被害を裏付け、捜査を終結したと発表した。
  追送検容疑は共謀し、昨年11月18日~20日、米原市一色のリサイクル工場に侵入し、銅粒31トン(2170万円相当)を盗むなど、2015年5月~17年11月に6件の侵入盗をした疑い。
  滋賀県警によると、ほかに東北地方や関東地方で21件の被害を裏付けた。盗んだ金属は日本国内で換金していた、という。

 国家公務員共済組合連合会が運営するKKR札幌医療センターから転売目的で備品を盗んだとして、札幌豊平署は20日までに、窃盗の疑いで、同市東区、同センター元職員男性容疑者(52)を逮捕、送検した。

  逮捕、送検容疑は4月、同センター内の倉庫から、コピー機のトナーカートリッジなど約40点(計約50万円相当)を盗んだ疑い。男性容疑者は「盗んだ備品は転売し、飲食代や借金の返済に充てた」と供述しているという。

  道警によると、男性容疑者はこのほか2015年7月ごろから今年4月にかけ、同様の手口で約430件の窃盗を繰り返したと供述。道警は、被害総額が計約1億1千万円に上るとみて調べている。

 岡山県警の岡山北、赤磐署の合同捜査班は18日、窃盗などの疑いで兵庫県相生市の無職男(70)を最終送検した。

  送検容疑は2月13日ごろ、岡山市の建設会社倉庫に侵入し、集じん機など3点(計4万2千円相当)を盗んだのをはじめ、昨年2月~今年2月、岡山、赤磐市、奈義町など岡山、兵庫両県で同種犯行26件を重ねた疑い。被害はハンマードリル、チェーンソーといった工具類125点、計約662万円相当に上るという。

  岡山県警によると、軽トラックで移動して夜間、明かりが付いていない無人の事務所や倉庫を物色し、無施錠のドアや石で割った窓から忍び込んでいた。「盗んだ工具類は兵庫県内などのリサイクルショップに売り、ギャンブルなどに使った」と供述している。

 兵庫県警葺合署は19日、窃盗の疑いで、神戸市長田区のアルバイトの男(21)を逮捕した。

  逮捕容疑は5月3~20日、同市中央区の勤務先で、男性社員のロッカーから商品券約87万円相当を盗んだ疑い。同署の調べに容疑を認めているという。

  同署によると、ロッカーは無施錠で、男性社員は「百万円以上の商品券をポーチに入れ、保管していた」と話しており、ポーチが薄くなっているのに気づき、被害が分かったという。

  同署が捜査を始めたことを知った男が、「自分が盗んだ」と男性社員に謝罪し、商品券56万円相当分を返却した。しかし、返却された商品券が少なかったため、男性社員が男を追及すると、「残りは換金した。働いて返す」と話したという。

 神奈川県警小田原署は8日、窃盗の疑いで、相模原市南区出身で住所不定、派遣社員の男(33)を逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前7時35分ごろから午後0時5分ごろまでの間、勤務する小田原市扇町のインターネット通販会社の倉庫から、女性アイドルグループのCD6枚(販売価格計9876円)を盗んだ、としている。署によると、CDには投票券が同封されており、男は「投票したい子がいた」などと供述、容疑を認めている。

  署によると、倉庫から商品の紛失が相次いだため、倉庫に設置した防犯カメラを確認したところ、男が担当する区域外に写っていたことから判明したという。

 滋賀県の彦根東高は29日、同高の女性教諭(52)が生徒13人の個人情報を登録したスマートフォンを盗まれたと発表した。外部への情報流出は確認されてないという。
  女性教諭は男子ソフトテニス部顧問で、部活の連絡用に部員13人の氏名と電話番号を個人所有のスマホに登録していた。26日夜、長浜市内のスーパーでスマホの入ったかばんをショッピングカートに掛けたまま店を離れ、約10分後に戻ったがなくなっていたため、長浜署に届けた。
  校長は「多大なる心配とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
 滋賀県警東近江署は29日、建造物侵入と窃盗の疑いで、東近江市中小路町、土木作業員の男(28)を逮捕した。
  逮捕容疑は、3月20日午後5時から同22日午前8時50分までの間に同市内の障害者福祉施設に侵入して現金4千円とキャッシュカードが入った金庫を盗み、さらに同市内などのコンビニ3カ所で、盗んだキャッシュカードを使って現金計50万円を引き出した疑い。同署によると、男は同施設で昨春ごろまで職員として働いていたという。

 勤務先の横浜市立中学校の職員室で現金を盗んだとして、神奈川県警旭署は22日、窃盗容疑で教諭の男性容疑者(34)を逮捕した。

  「やったと思うが、忘れている部分もある」などと話しているという。

  逮捕容疑は、4月22日午後8時10分ごろ、同市旭区の中学校職員室で、同僚の机上から、同僚が生徒から預かっていた現金1万2000円を盗んだ疑い。

  同署によると、同校では昨年9月ごろ以降、教職員の財布から現金が盗まれる被害が相次いでおり、関連を調べている。 

 日銀は15日、本店金庫から記念金貨を盗んだとして、窃盗罪で起訴された元発券局職員の男性被告(54)が昨年11月から今年4月にかけて、金貨38枚、計375万円分を盗んでいたとの調査結果を発表した。日銀は4月20日付で、この元発券局職員を懲戒免職処分にした。また、管理が不十分だったとして、上司の発券局長らをけん責処分などとし、給与10%の3カ月間自主返納などを決めた。

  日銀は4月の定期監査をきっかけに「天皇陛下御即位記念」の10万円硬貨など金貨16枚、計155万円分が男性被告に盗まれた可能性があると発表。その後の調査で、被害は金貨38枚、375万円に拡大したという。貨幣を取り扱う職場の出入り口に金属探知機をつけるなど、再発防止策を講じる。

  理事は記者会見で「貨幣流通業務の根幹を揺るがす事件が起きたことは痛恨の極み」と謝罪した。

 職場の金庫から現金約780万円を盗んだとして、警視庁万世橋署が今月11日、運輸大手「日本通運」の子会社「日通神田中央運輸」元社員の男(48)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。

  捜査関係者によると、男は4月1日未明、当時勤務していた東京都千代田区の営業所に合鍵を使って侵入し、室内にあった鍵で金庫を開け、保管されていた現金約780万円を盗んだ疑い。調べに対して容疑を認め、「会社の給料に不満があった。盗んだ金を使ってキャバクラで豪遊した」と供述しているという。

  防犯カメラに男が営業所に侵入する様子が映っていた。男は約20年間、同社に勤務していたが、事件後に所在不明になり、懲戒解雇されていた。

  行方を追っていた万世橋署員が今月11日、青森県八戸市のホテルで男を発見した。

 ポートライナーを運行する神戸市の外郭団体「神戸新交通」は9日、4月20~23日に三宮駅の券売機と清算機から回収した現金のうち252万円がなくなったと発表した。何者かに盗まれた疑いがあるとして、同社は兵庫県警葺合署に被害届を提出した。

  同社によると、同駅係員2人が23日午後に券売機などから3日分の売上金を回収。機器に記録されているデータと照合した後、袋に入れて施錠し、駅内の金庫に保管した。27日午前、別の係員が金庫から袋を取り出して警備会社に引き渡したが、5月1日に銀行から252万円が不足していると連絡があったという。

  回収した現金のうち1万円札は752枚あり、500枚と残りの252枚を別々にまとめていた。同社は監視カメラの映像確認や係員から聞き取るなどしたが、原因を特定できなかったという。

  ポートライナーでは2011年度に9駅で売上金計約350万円がなくなり、同社が窃盗容疑で告訴状を提出したが、解決には至っていない。

 市役所で勤務中に個人情報が記載された書類を盗んだとして、奈良県警高田署は8日、窃盗の疑いで、同県御所市の元臨時職員、男性容疑者(39)を逮捕した。「調べたいことがあったので盗んだ」と容疑を認めているという。

  逮捕容疑は4月5日午前9時55分~同11時40分ごろ、同市役所の当時勤務していた部署で、市民2人分の個人情報が記載された障害者福祉などに関する書類を、それぞれ一式ずつ盗んだとしている。

  御所市によると、男性容疑者は今年1月から同市福祉課障害福祉係で臨時職員として勤務。犯行当日、書類を持ち出す様子が防犯カメラに写っていたという。同容疑者は翌6日付で依願退職した。

 千葉県警印西市は25日、児童の画像の入ったSDカードを盗んだ疑いで逮捕された市立子ども発達センターの女性保育士(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。

  市総務課によると、女性保育士は3月15日、同市高花の子ども発達センターで、センターが管理するSDカード1枚を盗み、同26日に窃盗容疑で印西署に逮捕された。カードには行事風景など約900枚の画像が入っていた。女性保育士は市の聞き取りに「職場の人間関係にストレスを抱えていた」と説明しているという。

  また、市は4月25日、遅刻を繰り返すなどした市中央学校給食センターの男性主査補(30)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。

  市教委指導課によると、男性主査補は昨年11月から今年3月にかけ52回にわたり遅刻を繰り返し、上司が停止した業務にもかかわらず給食費の督促状の送付作業を行い、誤って公印を押さずに送付したという。

  市長は「全職員に改めて全体の奉仕者としての自覚を再認識するよう徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。

 兵庫や大阪、和歌山など7府県で事務所荒らしなどを繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と長田署などが窃盗と建造物侵入の疑いで、神戸市長田区の防水業男性A容疑者(40)ら3人を逮捕していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。県警は起訴済みの6件を含む計109件約1400万円相当の被害を裏付けたとしている。

  他に逮捕されたのは住所不定、無職男性B容疑者(21)と同市兵庫区、無職男性C容疑者(53)。

  捜査関係者らによると、3人はレンタカーで移動してホテルに宿泊。加古川市や三木市などの工事事務所や居酒屋に侵入し、現金やテレビなどを盗んだ疑いが持たれている。「盗みがてら観光もした」などと供述し、京都府宮津市の店舗に侵入した際は天橋立を訪れ、スマートフォンで記念撮影をしていた。

  男性A容疑者らは昨年9月、伊丹市内のデイサービス事務所に侵入し、タブレット端末などを盗んだとして逮捕された。

 日銀は18日、昭和天皇のご在位60年などを記念した金貨計16枚(155万円相当)が盗まれたとして、警視庁中央警察署に被害届を提出したと発表した。日本橋発券課の職員が盗んだ可能性が高いという。日銀職員が保管中のお金を盗む不祥事は、昭和36年1月に当時の千円札が100万円分盗まれて以来という。

  問題の職員は判明しているだけで、平成29年12月11日~今年4月2日の計9日にわたり、天皇陛下のご即位やご在位を記念して発行された10万円金貨15枚と皇太子殿下のご成婚を記念した5万円金貨1枚を盗んだ疑い。日銀は職員の認否を明らかにしていない。

  今月10日の監査で発券局の金庫内の金貨が不足していることが判明。日銀は作業記録の精査や関係者への聞き取りの結果、この職員が金貨の保有者から日銀に持ち込まれた記念硬貨が本物かを確かめ、袋に入れる作業中に抜き取った可能性が高いと判断した。作業は2人1組で行っていた。

  日銀は18日付でこの職員を総務人事局付けとし、捜査の進展を踏まえ処分する方針。全国の支店でも同様の問題が起きていないか調査する。関係部署の上司などの処分も検討する。

  日銀の理事は記者会見で、「国民の皆さまに深くおわび申し上げます」と陳謝した。

 埼玉県警捜査3課と本庄署、寄居署、大宮署の合同捜査班は11日までに、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで、東京都新宿区西新宿、無職の男(25)を逮捕し、さいたま地検に送検した。

  同課によると、男は「昨年12月から埼玉、栃木、茨城、千葉、群馬、福島、静岡、名古屋で200件ぐらい盗みをやった」と供述しているという。県警は男が生活費欲しさで事務所荒らしを繰り返していたとみて、余罪を捜査している。

  逮捕容疑は2月2日午後6時半ごろ、上里町内の自動車整備工場に侵入し、金品を盗もうとした疑い。

  男は工場事務所の扉をドライバーのようなものでこじ開けて侵入。室内で金品を物色中、経営者の男性(70)に発見されて逃走した。工場隣の畑から携帯電話が見つかり、捜査の結果、所有者の男が浮上した。

 千葉県警印西署は26日、窃盗の疑いで、印西市大森、市立子ども発達センター保育士、女性容疑者(38)を逮捕した。

  逮捕容疑は15日午前8時40分ごろ、同市高花の同センターの事務室内で、センターが管理する児童の画像データの入ったSDカード1枚(時価500円相当)を盗んだ疑い。

  同署や市子育て支援課によると、SDカードは同日開催予定だったお別れ会のスライドショーで使うために別の職員が事務室内に置いていた。カードには2014~17年度の行事風景などを撮影した画像データが約900枚記録されており、画像に写った児童は約130人に上るという。女性容疑者は「SDカードを持ち去ってしまいました」と容疑を認めており、同署は、特定の誰かへの嫌がらせ目的だった可能性を含めて動機を追及している。

  市子育て支援課はカード紛失後、施設の全職員に聴き取り調査をしていたが、女性容疑者は「特に見ていない」と話していたという。女性容疑者は異動に伴い昨年4月から同センターに勤務。同センターは成長や発達に心配のある就学前児童を療育する施設で、女性容疑者は保育士として子どもたちの療育指導に当たっていた。同課の担当者は「勤務態度に問題はなかったので大変驚いている。全職員に公務員としての自覚を再認識させ、市民の皆さまの信頼回復に努めたい」としている。

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