お寺・寺院での事件

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 和歌山県白浜町大古にある「梵音寺」で、本堂に保管されていた本尊の釈迦如来坐像が盗まれた。町教育委員会によると、仏像は町指定の文化財で、14世紀半ばの南北朝時代に制作されたと推定されるという。白浜署が窃盗容疑で捜査を進めている。県内で仏像の盗難は後を絶たず、県教委が注意を呼び掛けている。
 町教委によると、仏像は高さ約48センチで、光背(高さ約67センチ)と台座(高さ約46センチ)が付属していた。2005年に旧日置川町の指定文化財となり、合併後も白浜町指定文化財として引き継がれている。
 梵音寺の総代を務める男性(66)によると、窃盗の被害に気付いたのは16日午前10時ごろ。地元の住民が清掃に訪れたところ、勝手口の戸が壊されて、本堂の祭壇に安置していた仏像がなくなっていた。戸以外に壊されたものはなく、他の仏像も無事だったという。
 同寺は無住寺で、最後に仏像が確認されたのは法事が営まれた11日だった。普段檀家以外で寺を訪れる人は少ないといい、男性は「まさか盗まれるとは思わなかった。地元の暮らしを昔から見守ってくれていた唯一無二の仏像なので、ショックが大きく、悔しい。他の寺や神社でも、同じ被害に遭わないように気を付けてほしい」と話している。
 町内には他にも無住寺があるといい、町教委は被害を受けて、寺や神社などの管理者に仏像の確認や注意を促している。
 「火渡り修行」で知られる京都市左京区鹿ケ谷徳善谷町の瑞光院で1月下旬、境内の不動明王像が何者かに盗まれていたことが31日、関係者への取材で分かった。川端署が窃盗事件として捜査している。
 瑞光院などによると、不動明王像は金属製で高さ1メートル、幅40センチ。文化財指定は受けておらず、屋外にある石造りの台座に安置されていた。
 同院は普段は無人で、25日午後3時ごろ、住民が清掃に訪れて盗難が発覚した。23日夕に同じ住民が訪れた際には、異状はなかったという。
 寺から清掃などの管理を任され、被害に気付いた男性(67)は「『まさか』と目を疑った。寺のシンボルだったのでとてもさみしい」とがっかりした様子。住職(52)は「寺を守ってくれていた仏像。一刻も早く帰ってきてほしい」と話している。
 会津坂下町沼越の恩乗寺と同町束松の円城寺で、本堂に保管されていた本尊の仏像など計5体が盗まれていたことが25日、関係者への取材で分かった。被害届を受けた会津坂下署は、窃盗事件として関連も含めて捜査している。
 関係者によると、恩乗寺本尊で高さ66センチの阿弥陀如来立像と両脇の菩薩像の3体、円城寺では本尊で高さ36センチの阿弥陀如来坐像と閻魔像の2体が盗まれていた。いずれも文化財に指定されていないものの、本尊の2体は数十万~100万円程度の価値があるとみられている。恩乗寺は無住寺で、円城寺も住職が常駐していない兼務寺だった。
 高野山奥之院の「弘法大師御廟」のさい銭箱から現金を盗もうとしたとして、和歌山県警橋本署は25日、自称大阪府松原市、無職の男(50)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。調べに対し、「分からない」などと容疑を否認しているという。
 発表によると、男は25日午前0時20分頃、さい銭箱の中に、先端に粘着テープを付けた釣りざおを入れ、さい銭を盗もうとした疑い。
 24日午前0時頃、さい銭箱付近に不審な男がいるのを僧侶が目撃。25日は警戒にあたっていた僧侶2人が男を取り押さえて、署員に引き渡した。男のポケットには100枚以上の硬貨が入っていたといい、同署が関連を調べる。
 福岡県警八女署は28日、同県筑後市の自称作業員男(20)と、同じく無職の少年(17)を器物損壊と窃盗の疑いで逮捕した。逮捕容疑は10月30日未明、同県八女市の神社で、設置された防犯カメラを損壊し、さい銭箱の鍵も壊して現金を盗んだ疑い。

 富津署は13日、窃盗の疑いで富津市更和、自称無職、男性容疑者(55)を現行犯逮捕した。

  逮捕容疑は同日午前6時25分ごろ、同市湊にある社のさい銭箱から現金30円を盗んだ疑い。

  同署によると、男性容疑者は「金が欲しかった」と容疑を認めている。これまでに同様の被害が2件確認されていたため、同署員が現場に張り込んでいた。

 佐賀県警白石署は10日、同県白石町内のお寺のさい銭箱から現金約200円を盗んだとして、農業の男(65)を窃盗の疑いで緊急逮捕した。

  発表によると、お寺に墓参りに来た40代の女性が、男がさい銭箱に手を入れているのを目撃。問いただすと、男は「やっとらん」と否定した。

  そこで女性は「じゃあジャンプして」と要求。チャリン、という音が境内に響いた。男は逮捕後の調べに対し「間違いない」と容疑を認めているという。

 千葉県警館山署は16日、建造物侵入と窃盗の疑いで富津市、自称会社員の男(51)を逮捕した。

  逮捕容疑は2月11日午前9時~12日午後3時10分ごろ、南房総市市部の市部青年館兼天満神社社務所に侵入し、缶ビール18本と棒アイス1本(計3620円相当)を盗んだ疑い。

  同署によると、同署員がパトロール中に建物の窓ガラスが割れているのを見つけ、現場の証拠などから男が浮上した。

  男は「金に困り現金を盗もうとしたがなかったので、冷蔵庫のビールを自分で飲むため盗んだ」と供述している。

 10日午後4時50分ごろ、兵庫県加西市鎮岩町、宝泉寺から火が出ているのを近くに住む女性(68)が見つけ、119番した。木造平屋約230平方メートルが燃えた。けが人はなかった。

  住職(66)によると、バーナーを使って境内の雑草を燃やしていたところ、気がつくと煙が上がっていたという。建物は約180年前に建てられたという。

 京都府警右京署は27日、窃盗と建造物侵入の疑いで、住所不定、京都市立小教頭の男(56)を再逮捕した。
  再逮捕容疑は5月27日~6月2日、右京区の愛宕神社のお守り販売所に侵入し、お釣り用に保管されていた現金6万5千円を盗んだ疑い。
  同署によると、男は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 富士山の構成資産として世界文化遺産に登録された静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社でさい銭を盗もうとしたとして、富士宮署は6日、窃盗未遂の疑いで自称同市大岩、アルバイト、男性容疑者(48)を現行犯逮捕した。

 富士宮署によると、浅間大社の祭りで警備中だった同署員が、マイナスドライバーでさい銭箱をこじ開けようとした男性容疑者に気付いた。浅間大社では、5日にもさい銭を盗まれる被害があったといい、関連を調べる。

 25日午前4時40分ごろ、愛知県豊川市正岡町の正覚寺から出火。木造平屋の本堂と、棟続きの木造平屋の住宅計160平方メートルを全焼した。けが人はなかったが、本堂にあった市指定文化財の木像「木造延命地蔵菩薩半跏像」が焼け焦げた状態で見つかった。

 市教委などによると、像は鎌倉時代初期の作で、高さ49センチ。地元では、おけに乗った形から「桶地蔵」として知られる。民話に登場し、安産の御利益もあるとされ親しまれてきた。

 住職(67)によると、60年に一度ご開帳をする秘仏で、最近では昭和40年代に開帳した。永井さんは「悲しいの一言で、責任を感じる」と語った。

 豊川署によると、近くに住む男性が、寺の西側の雑木林から火が上がっているのを見つけ119番した。

 4日午後1時半ごろ、京都府福知山市野花、浄土真宗本願寺派教念寺から出火、庫裏部分の木造2階建て延べ約450平方メートルが全焼した。けが人はなかった。
  福知山署によると、庫裏には、男性住職(38)ら7人が住んでいるが、出火当時は無人だったといい、原因を調べている。

 1日午後10時55分ごろ、愛知県犬山市犬山西古券の「常満寺」から出火し、いずれも木造平屋建てで国登録有形文化財の本堂と庫裏の計586平方メートルを全焼した。県警犬山署によると寺は当時、無人でけが人はなかった。犬山署が出火原因を調べている。

  近所に住む男性(55)は「寝ていたが、窓の外が真っ赤で、目覚めた。空に向かって火が上がって、バチバチと音がした」と話した。寺の周囲は道路が狭く、大型の消防車両は少し離れた駐車場から放水していたという。

  現場は国宝・犬山城の城下町で、周囲は他にも登録文化財建物の寺院がある。城下町では2015年1月にも火災があり、店舗など5棟が全焼した。

 25日午前6時10分ごろ、京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町にある安楽寺の庫裏付近から出火、木造2階建て延べ約100平方メートルが全焼し、隣接する建物の一部も焼けた。京都市消防局などによると男女8人が病院に搬送され、うち女性1人が心肺停止の状態という。

 神社からさい銭を盗んだとして、兵庫県警西宮署は13日、窃盗の疑いで西宮市枝川町の無職の男(80)を現行犯逮捕した。さい銭盗の被害に遭っていた別の神社の神主の男性(36)が約2キロメートル尾行した後、別の神社で犯行を確認し、取り押さえた。

 逮捕容疑は同日午後3時ごろ、西宮市熊野町の熊野神社でさい銭箱の現金500円を盗んだ疑い。「ギャンブルに使うため盗んだ」と容疑を認めているという。

  同署によると、以前、さい銭盗の被害に遭った尼崎市内の神主がこの日、防犯カメラの人物とよく似た男を自身の神社境内で発見。男は何も取らなかったが、不審に思って後をつけたところ、約2キロ先の熊野神社でさい銭箱から盗んでいるのを確認したという。

 30日午前10時30分ごろ、神埼郡吉野ヶ里町吉田の寺院・金乗院にある木造の稲荷から出火し、半焼した。住職(83)が頭に軽いやけどを負った。

  神埼署などによると、出火当時、稲荷を清掃していた住職が火災に気付いた。住職は「ろうそくの火が燃え移ったのではないか」と話しているという。

 25日午後1時15分ごろ、前橋市小坂子町の八幡神社社務所で、団体職員の男性(28)がガスボンベの交換をしていたところ、爆発が起こり、社務所建物に延焼した。火は約2時間後に消し止められたが、木造平屋建ての社務所約26平方メートルが全焼したほか、隣接する御札授与所とトイレも類焼した。

  当時社務所には8人がおり、そのうち男性と神主の男性(61)、参拝客の男性(70)が顔や手に軽いやけどなどを負った。前橋東署が詳しい出火原因を調べている。

 16日正午ごろ、京都市下京区烏丸通七条上ルの東本願寺絵表所2階から出火、畳やエアコンなどが燃え、8分後に鎮火した。けが人はなかった。東本願寺によると、文化財に被害はなかった、という。

 11日午後10時25分ごろ、埼玉県草加市金明町の氷川神社境内で、火が出ているのを近くに住む20代女性が発見し、119番通報した。この火事で、境内にあった木製パレット複数枚や立木の一部などが燃えたが、けが人はなかった。

  付近に火の気がないことから、草加署で不審火の可能性もあるとみて詳しい出火原因などを調べている。