最近の事件

 8日午前9時ごろ、東京電力福島第2原発にある1、2号機廃棄物処理建屋で火災報知機が作動した。2階北側の冷凍機室(約400平方メートル)から煙が出ているのを協力会社の作業員が見つけて消火し、約40分後に鎮火が確認された。けが人はなかった。双葉広域消防本部が出火原因を調べている。

  東電によると、同原発の敷地境界に設置されている空間放射線量を監視するモニタリングポストの値に変化はないという。

  建屋は鉄筋コンクリート6階建てで、1、2号機で出た放射性物質を含む廃液を処理したり、作業服を洗濯したりする設備がある。冷凍機室は放射線管理区域内にあり、空調設備などが設置されている。

 8日午前8時半ごろ、和歌山市湊の化学薬品製造会社「スガイ化学工業」の和歌山西工場で、「タンクから火が出ている」と男性従業員から119番があった。市消防局によると、有毒ガスの発生などは確認されていない。従業員は全員避難して無事だったが、工場東側の高齢者施設に入居していた90代の女性が気分が悪いと訴え、病院に搬送されたという。

 市消防局によると、工場4階にある化学物質のベンゼンなどが入ったタンクから出火。和歌山県警和歌山西署は工場の半径100メートル以内に住む住民らに対し、近くの小学校に避難するよう呼びかけた。

 工場の東隣にある事務所から避難した女性会社員(48)は「事務所にいた10人ぐらいで飛び出して避難した」と慌てた様子。近くの無職男性(64)は「小さな爆発音みたいな音が、ボン、ボンと2回、時間をおいて鳴った」と話していた。

 スガイ化学工業によると、工場では農薬や界面活性剤などを製造。午前8時から従業員が出勤し、工場を稼働させていたという。

 長崎県南島原市の畑で約30キロのブロッコリー(約2万3千円相当)を盗んだとして、県警は7日、同県島原市の農業、男性容疑者(65)を窃盗の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

  南島原署によると、7日午後7時ごろ、南島原市の農業男性(53)が所有する畑近くにトラックが長時間止まっているのを男性の知人が発見。不審に思い、トラックの近くにいた男性容疑者に声をかけると逃げ出したという。

  トラックの荷台や付近には畑に植わっていたブロッコリーが入ったプラスチック製のコンテナ4個があり、この知人男性が男性容疑者を取り押さえて110番通報し、警察官に身柄を引き渡したという。

  この冬は各地で天候不順や寒さなどの影響で野菜の高騰が続いている。独立行政法人農畜産業振興機構(東京)のまとめでは、1月のブロッコリーの価格は過去5年間の平均と比べ、1・4~2・1倍の高さ。

  南島原署によると、男性容疑者もブロッコリーの栽培をしているといい、盗んだ動機を調べている。

 7日午後0時55分ごろ、磐田市大原、無職男性(84)方から出火し、木造2階建て住宅1棟を全焼した。けが人はいなかった。磐田署などによると、男性は娘と孫夫婦、ひ孫3人の7人暮らし。出火当時、男性と娘は家にいたが逃げて無事だった。孫夫婦とひ孫は外出中だった。

  通報者は「最初は1階から煙が見え、あっという間に燃え広がった」と話した。

 7日午後1時ごろ、東京都新宿区北新宿の4階建てマンションで、通行人の女性から「1階の部屋から白煙が上がっている」と119番通報があった。

  警視庁新宿署によると、この部屋の住人とみられる60代男性が室内で倒れており、病院に搬送されたが死亡が確認された。死因は一酸化炭素中毒とみられ、同署で身元確認を進めている。

  部屋には生活ごみが散乱しており、同署は何らかの原因でごみから煙が出たとみて調べている。

 7日午前8時50分ごろ、東京都中野区中央のアパートから黒い煙が出ていると通行人の男性から119番通報があった。鉄筋コンクリート造3階建てアパート1階の1室約20平方メートルが焼け、室内から住人の70代とみられる男性が救助されたが、現場で死亡が確認された。警視庁中野署が身元の確認を急ぐとともに、詳しい出火原因を調べている。

  中野署によると、男性は1人暮らし。ベッド付近が激しく燃えており、室内には電気ストーブがあった。

 ドラッグストアで商品を盗み、逃走中に信号無視をしたとして、下呂署は5日までに、窃盗と道交法違反(信号無視)の疑いで千葉市美浜区幸町、自称飲食店店員(20)、窃盗容疑で千葉県柏市新逆井、自称会社経営(20)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、4日午前10時15分ごろ、岐阜県下呂市森のドラッグストアで脂肪燃焼剤など11点(計6万9033円)を盗んだ疑い。

 自称飲食店店員の容疑者は同日午前10時45分ごろ、乗用車で逃走中、同市萩原町萩原の国道41号交差点で赤信号を無視した疑い。

 署によると、店からの110番で2人が乗った車をパトカーが追跡。車は店から約16キロ北の市道で雪で動けなくなり、署員が取り押さえた。窃盗容疑について自称飲食店店員の容疑者は否認、自称会社経営の容疑者は「弁護士に相談してから話す」と留保している。

 6日午前0時45分ごろ、那覇市繁多川で、瓦ぶき平屋2棟が全焼する火災があった。那覇署や市消防局によると、同6時20分ごろに鎮火したが、焼け跡から性別不明の遺体1体が発見された。この家に住む2人の行方が分からなくなっているという。

 同署によると、瓦ぶき平屋建て住宅から出火し、隣の家に延焼した。同署や消防が出火原因を調べている。

  火災時当時、寝ていたという隣の家の男性(57)は「気付いた時には隣の家が半分以上燃え、外は真っ赤だった。すぐに家族と飛び出してきた」と話した。

 石川署は5日、盗みの疑いで棚倉町、会社員、男(23)、白河市、会社員、男(38)の両容疑者を再逮捕した。
  2人の再逮捕容疑は、昨年12月30日から31日ごろの間、鏡石町の給油所事務室に侵入し、現金37万円とたばこを盗んだ疑い。両容疑者は先月4日、石川町の給油所事務室に侵入、物色したとして、同署に窃盗未遂などの疑いで現行犯逮捕された。

 窃盗事件で無罪判決を受けた被告が行方不明になった後、三重県警に別の窃盗などの疑いで逮捕された事件で、窃盗と住居侵入の罪に問われた住所不定、無職男性被告(33)に対し、津地裁四日市支部は5日、懲役3年(求刑5年)の判決を言い渡した。

  判決によると、男性被告は昨年3~6月、三重県四日市市内の住宅に計5回侵入し、現金や商品券など(計約140万円相当)を盗んだ。裁判官は「職業的常習的な犯行であることが明らか」と指摘した。一方で、「生別した実母と再会したことを契機に罪を認めた」などと情状酌量の理由を述べた。

  男性被告は2016年11月に名古屋地裁で無罪判決を受けた後に釈放された。検察側は控訴したが、行方が分からなくなり、手続きが止まっていた。三重県警による17年6月の逮捕後、名古屋高裁は17年11月、一審判決を破棄して懲役3年を言い渡した。弁護側は上告している。

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