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多い無施錠、家も車も鍵がカギ

 夏休みシーズンで車を使う機会が増える中、車上狙いや、自動車盗の被害が懸念されている。本県は家の玄関などの施錠をしない割合が高いだけでなく、車も鍵を掛けずに離れたり、鍵を差したまま駐車したりする人が多い。昨年、県内で確認された被害のうち、9割以上が施錠をしておらず、全国ワースト級。今年もこの傾向は変わらず、県警は「家も車も必ず鍵を掛けてほしい」と呼び掛けている。
 車上狙いは、車の中に置いているバッグや財布などを盗む犯罪で、県警生活安全企画課によると、県内で昨年確認された被害209件中、ドアの施錠をしていなかったのは189件。無施錠率は90.4%に上り全国で最悪だった。今年は6月末までに76件の被害が確認され、無施錠は66件、割合は86.8%でや改善したものの、全国で3番目の高さだった。自動車盗はどうか。昨年確認された被害は32件でこのうち31件、96.6%が鍵を差したままで、全国2番目の状況。今年は6月末までで1件のみだが、鍵を付けたまま盗難に遭っていた。
 「ちょっと車を離れるだけという場合だけでなく、家や店舗の駐車場でも鍵を掛けていないケースがある」と県警の担当者は嘆く。車上狙いは、昨年と今年6月末までのいずれも、被害に遭った場所は住宅の駐車スペースと店舗などの駐車場が8~9割を占め、そのほとんどが無施錠。昨年の自動車盗難のうち自宅の駐車スペースからが14件で、すべて鍵を付けっ放しだった。生活安全企画課の担当者は「自分は被害に遭わない、自宅では大丈夫という誤った認識を持っている人が多いことが分かる」と指摘する。
 この時期は遠方などから車で家族、親類などが集まり、旅行やレジャーで車を利用する機会も増える。近年は鍵を使わずにドアの開け閉めや、エンジンを始動させられる車も増えているが、こうした車種でも施錠を忘れるケースがあるという。県警は住宅の玄関や窓などとともに、車の施錠徹底の必要性を訴えている。

2019年9月

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