お寺・寺院での事件

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 神社で賽銭盗などを繰り返したとして、大阪府警泉南署は3日、窃盗容疑などで、いずれも府内在住の無職少年(18)と大工の少年(17)を逮捕、送検し、11件(総額約1万1450円相当)の被害を裏付けて捜査を終えたと発表した。2人は容疑を認め、「これまでに100件ほどやった」と供述しているという。
 送検容疑は平成30年11月から今年5月、岬町や同府阪南市にある神社で、賽銭箱から現金を盗むなどしたとしている。
 同署によると、2人はバイクで神社や寺などをめぐり、防犯カメラ対策として服を着替えたり、フードをかぶったりして変装していた。5月25日未明、同署員が岬町内の神社で警戒していたところ、2人が現れて賽銭箱から現金を取り出したため、逮捕していた。
 2人は以前は自動販売機を狙った窃盗を繰り返していたが、昨年3月ごろに警察の職務質問を受けたことから「リスクが少ない賽銭盗に切り替えた」と説明しているという。
 宮城県松島町の国宝寺社は29日、本堂にあるレプリカの障子戸についた装飾金具が盗まれたと発表した。塩釜署が文化財を狙った窃盗事件として捜査している。金具には菊紋が彫られており、同寺は転売目的の可能性もあるとみている。
 同寺などによると、6月22日午前10時ごろ、巡回中の警備員が金具がなくなっていることに気づき、警察に通報した。盗まれたのは、皇族を迎える専用の部屋として造られたと伝わる「上々段の間」の障子戸の装飾金具1個。直径4センチの円形で銅製。水銀と金で加工され、菊の紋が彫られていた。障子戸には、工具などをかませて金具をはがした跡があった。
 昭和から平成にかけての修復事業で新たに付けられたもので、1個あたり20万円ほどだという。本堂内には防犯カメラが設置されているが、現場付近は「死角」だったという。新型コロナウイルスの影響で参拝客は例年の2割ほどだった。
 同寺の管理課長は「窃盗被害は記憶になく、誠に遺憾。金具のオークションサイトを見て、出品されていないか調べている。早く返してほしい」と話す。
 神社のさい銭箱から現金を盗んだとして、高津署は29日、窃盗の疑いで、川崎市高津区上作延、アルバイトの男(32)を現行犯逮捕した。署によると、同容疑者は容疑を認め、「新型コロナウイルスの関係で3カ月仕事がなく、お金に困ってやった」と供述している。
 逮捕容疑は、同日午前0時50分ごろ、自宅近くにある神社のさい銭箱から約4800円を盗んだ、としている。
 署によると、近くに住む男性が「神社から物音がする」と110番通報し、駆け付けた署員が同容疑者を取り押さえた。
 滋賀県警大津署は25日、大津市山中町の因超寺で、本堂の屋根の銅板約150枚(時価約5万円相当)が盗まれたと発表した。窃盗事件として捜査している。
 同署や檀家によると、寺は無人で、銅板は1枚縦60センチ、横35センチ。近くの檀家総々代の男性(70)が4月28日に見回った際は異常なかったが、檀家から「ごみが散らかっている」と連絡を受けて5月24日朝に訪れたところ、銅板が剝がされているのを見つけたという。
 男性は「寺は地域の原風景で、みんなで大切にしているのでショックだ。多額の修理費がかかるし、防犯対策を検討しないといけない」と話した。
 神社のさい銭を盗んだとして、徳島県警三好署は15日、三好市井川町、無職の男(73)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。男は「生活費のためにやった」と容疑を認めている。
 発表によると、男は15日午後1時10分頃、東みよし町内の神社で、さい銭箱の蓋を開け、中から現金332円を盗んだ疑い。同神社は今月に入り、何度も窃盗被害に遭っており、同署は関連を調べている。
 徳島地裁は17日、石井町、無職の男(58)に建造物侵入と窃盗、窃盗未遂の罪で懲役1年6月(求刑同2年)の判決を下した。
 昨年11月18日午前8時ごろから19日午前7時半ごろまでに、吉野川市鴨島町牛島の神社の社殿に侵入し、現金約2万円を盗んだ。今年1月6日午前4時50分ごろ、同じ神社のさい銭箱から現金を盗もうとした。
 千葉県流山市は9日、同市東深井の利根運河沿いにある石像「ビリケンさん」の祠に設置されていたさい銭箱が盗まれたと発表した。新型コロナウイルス感染症の終息を願い、石像にかけられていたマスクもなくなっていた。千葉県警流山署は窃盗事件として調べている。
 市などによると、もともとあった初代石像は2018年4月に壊され、さい銭箱も盗まれていた。市は初代石像を修復し、2代目の石像も制作。祠内に収められていた石像は大阪から届けられた「留守番役」だったが、感染が拡大する新型ウイルスの終息を祈願して3月25日にマスクが付けられ、さい銭箱も祠前に設置されていた。
 8日夜、マスクがなくなっていることが分かり、9日朝にはさい銭箱の盗難も発覚して、市職員が同署に連絡した。留守番役の石像に被害はなかった。さい銭箱は高さ、奥行きともに約20センチ、幅40センチの鉄製で接着剤で固定されていた。
 市の担当者は「ウイルスの終息を願って設置したばかりのもの。ただただ悲しい」と話した。初代の石像は100年以上前に建立され、幸福の神様として地域住民に親しまれていた。
  埼玉県警捜査3課と幸手署、杉戸署は6日までに、窃盗と建造物侵入の疑いで、住所不定、無職の男(43)を逮捕し、さいたま地検に送検した。逮捕、送検容疑は2月8日午前5時35分ごろ、宮代町山崎の集会所の窓ガラスをドライバーで割って侵入、神棚のさい銭箱から現金約1700円を盗んだ疑い。
 同課によると、集会所では昨年6~11月、窃盗事件が3回発生したため、県警が防犯カメラを設置していた。撮影した映像や手口などから男の犯行と特定。行方を捜していたところ、4日に東武日光線杉戸高野台駅近くの公園で発見した。
 男は容疑を認め、「半年ぐらい前に仕事を辞めてから生活に困って盗みに入った」と供述。宮代町、杉戸町、幸手市、久喜市、白岡市では昨年4月ごろから集会所や公民館、神社のさい銭箱などを狙った窃盗事件が約40件発生しており、県警は余罪もあるとみて調べる。男は自転車で公園などを移動して生活していた。
 兵庫県警丹波署は20日、窃盗未遂の疑いで、同県丹波市の無職男(45)を逮捕した。
 逮捕容疑は1月19日午前8時半ごろ、同市氷上町常楽の寺で、さい銭箱に入っていた現金を盗もうとした疑い。同署の調べに、容疑を認めているという。
 同署によると、さい銭箱周辺で物音を聞いた住職の男性(44)が様子をうかがったところ男がおり、男の周辺には、さい銭箱に入っていたとみられる小銭が落ちていたという。
 20日午後7時55分ごろ、岐阜県養老町橋爪の念長寺から出火。木造平屋約800平方メートルを全焼した。
 養老署によると、付近に住む女性(27)が火の手が上がっているのを見つけて110番した。住職の男性(59)と連絡が取れていない。
 広島県警福山東署は17日、岡山県総社市内の寺で現金を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで福山市、飲食店店長の男(36)を再逮捕した。
 再逮捕容疑は2019年11月29日から30日までの間に総社市久代の寺に侵入し、居間にあった現金約189万円を盗んだ疑い。容疑を認めている。
 同署によると、容疑者は19年12月に広島県尾道市の寺に侵入したなどとして逮捕されていた。
 寺に侵入して現金を盗んだとして、神奈川、秋田県警の共同捜査本部は14日、住居侵入と窃盗の疑いで、ともに厚木市飯山の無職の男2人(いずれも35)の両容疑者を再逮捕した。2人は神奈川や静岡、京都など1都1府17県で、寺ばかりを狙って計57件(うち未遂4件)の窃盗事件に関与したとみられ、捜査本部によると、被害総額は約3200万円に上るという。
 再逮捕容疑は、共謀して昨年10月25日午前10時~翌26日午後3時ごろ、京都府福知山市内と兵庫県丹波市内の寺に侵入し、事務所などとして使用される庫裏から現金計約44万6千円などを盗んだ、としている。いずれも容疑を認めているという。
 秋田市内の寺3カ所で現金計約339万円などを盗んだとして、捜査本部は同年10月26日、同容疑で2人を逮捕。さらに東京都瑞穂町の寺から現金360万円などを盗んだとして、同年11月15日に同容疑で再逮捕していた。
 同課によると、2人は2017年秋ごろ~昨年10月下旬ごろまでの間、住職らが就寝中の深夜に無施錠の窓などから侵入して現金を盗む手口を繰り返していたとみられる。2人は中学時代の同級生で、1人が実行役、もう1人が見張り役という。実行役は「寺は侵入しやすく、現金を盗みやすい」と供述しているという。
 13日午後0時40分ごろ、埼玉県吉見町北吉見の北吉見八坂神社から出火、木造平屋の社殿を全焼した。けが人はいなかった。
 東松山署によると、神社は住宅街の中にあり、建物は燃えた社殿のみで、無人だった。電気は通っているが、防犯灯に使用しているのみで、火の気はなく同署で不審火の可能性も含め、出火原因を調べている。車で通り掛かった男性(36)が「本殿が燃えている。今も炎が上がっている」と119番した。
 千葉県木更津市上望陀の長徳寺から28日午後9時35分ごろ出火し、木造の建物を全焼した。木更津署で出火原因などを調べている。
 同署によると、同寺は台風15号の被害で倒壊していた。人は住んでおらず、人の出入りもなかったという。通行人が「寺院が燃えている」と110番通報した。
 徳島名西署は20日、寺に侵入してお布施を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで、本籍香川県、住所不定、無職の男(24)を再逮捕した。
 再逮捕容疑は9日午後0時50分ごろ、石井町の寺院本堂に入り、祭壇横の棚からお布施約40万円入りの袋を盗んだとしている。本堂は無施錠だった。容疑を認めている。
 男は9日、石井町の70代無職男性宅の敷地内に侵入したとして住居侵入の疑いで現行犯逮捕されていた。
 寺のさい銭を盗んだとして、佐賀県警武雄署は20日、長崎県松浦市のアルバイト従業員の男(48)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。納骨堂の仏壇に合掌する姿が防犯カメラに映っており、容疑者の特定につながった。容疑を認めているという。
 発表によると、男は昨年10月15日午前11時35分ごろ、佐賀県武雄市の寺の納骨堂で、さい銭箱から約1500円を盗んだ疑いがある。
 この寺はその約1カ月前にも同様の被害に遭っていたため、防犯カメラを設置していた。映像では、男がさい銭箱の鍵を壊して引き出しからお金を抜き取る姿や、その後で仏壇に手を合わせる姿が確認できたという。被害から約1年後の逮捕となり、武雄署の副署長は「『いくら仏に許しを請うても、悪事は許せない。必ず罰が当たる』という気持ちで捜査にあたった」と振り返っている。
 寺に忍び込み、トロンボーンなどを盗んだとして、七戸署と青森県警機動捜査隊は19日、建造物侵入と盗みの疑いで、野辺地町白岩向、容疑者の男(25)を逮捕した。
 逮捕容疑は7日午後10時半ごろから8日午後8時20分ごろまでの間に、七戸町の寺に侵入し、住職の男性(46)が管理するトロンボーン2本、マウスピース、チューニング機器の計4点(計約34万1千円相当)を盗んだ疑い。
 東奥日報紙取材によると、寺は同町海内の金剛寺。同町を拠点に活動する「八甲田吹奏楽団」が練習場所兼楽器保管場所にしている。同署によると、容疑者は住職の知人。同署は余罪の有無も調べている。
 千葉県匝瑳市八日市場イの「八日市場東照宮」で、さい銭箱(約50万円相当)が中身のさい銭ごと盗まれたことが30日、関係者への取材で分かった。東照宮の関係者は匝瑳署に被害届を提出。同署は窃盗事件として捜査している。
 同署によると、さい銭箱は高さ約60センチ、幅約70センチ、奥行き約55センチのヒノキ製。17日正午ごろまでは異常はなかった。
 長崎県警は17日、同県対馬市の寺から県指定有形文化財の仏像を盗んだとして、神戸市長田区、飲食店従業員の男(58)ら3人を窃盗などの疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
 他に逮捕されたのは、土木作業員の男(42)、無職の男(61)の両容疑者。発表によると、3人は共謀し、同日午前11時18分頃、対馬市峰町佐賀の円通寺本堂の窓ガラスを破って侵入し、「銅造薬師如来坐像」(高さ約60センチ)を盗んだ疑い。寺の住職(43)が犯行を目撃し、110番したため、仏像は近くの路上に放置して逃げたという。
 男らは「仏像を盗んだのは間違いない」と供述しており、県警は販売目的の窃盗事件とみて調べている。
 同市では2012年10月、韓国人窃盗団による仏像盗難事件が発生。韓国内に持ち込まれた2体のうち1体は現在も返還されていない。
 さい銭箱から現金を盗もうとしたとして、兵庫県警宝塚署は3日、窃盗未遂の疑いで宝塚市の無職の男(51)を逮捕した。両面テープを先端に付けた長さ約30センチのプラスチック棒をリュックサックに隠し持っているのを署員が見つけ、追及すると容疑を認めたという。
 逮捕容疑は同日午前2時半ごろ、同市栄町のJR宝塚駅南側にある地蔵尊に設置されたさい銭箱から現金を盗もうとした疑い。
 同署によると、署員が不審な動きをする男を見つけ、立ち去ろうしたところを職務質問。隠し持っていたプラスチック棒は定規のような形で、リュックのほか、さい銭箱の中にもあった。男は「生活費に困ってお金を取るつもりだった」などと話しているという。
 今年に入って宝塚市内ではさい銭窃盗の被害が少なくとも6件あり、同署が関連を調べる。
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